schedule2019-04-23

配列のindexと要素から成る辞書(dict)型を作るenumerate()の使い方 | Python

配列のindexと要素から成る辞書(dict)型を作るenumerate()の使い方を紹介します。 enumerate()と辞書型のリスト内法表記を使って書きます。

動作確認:Python 3.7

enumerate()

enumerate()は配列のindex(順番)と要素のタプルを返します。

arr = ['a', 'b', 'c']

print(list(enumerate(arr)))
# [(0, 'a'), (1, 'b'), (2, 'c')]

上記はlist型に変換して中身を見られるようにしました。 そのままprint()に入れるとenumerateオブジェクトが返ります。

print(enumerate(arr))
<enumerate object at 0x030E61C0>

配列のindexと要素から成る辞書(dict)型を作る

keysvaluesの2つの配列から{key: value}となるdictを作成します。 辞書型のリスト内法表記を使ってワンライナーで書きました。

keys = ['a', 'b', 'c']
values = [1, 2, 3]

dic = {key: val for key, val in zip(keys, values)}

print(dic)
# {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3}

あわせてどうぞ

zip()の基本から応用までは以下の記事にまとめています。