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Lift() can be determined by Lift Coefficient () like the following equation.
npmのライブラリmarkdown-it-latexを使って数式をKaTeXで表現しています。 どんな感じか数式を並べてみたいのでまとめました。 これを機に、表記についても知ってもらえると嬉しいです。 Qiitaでも使っているようです。
数式は記法が学べるように個人的な好みで選びました。
「KATEX」という字がガタガタして見えているはずです。 これは公式のロゴマークで、こちらも表記で書けるようになっています。
\KaTeX
Markdownから変換
記事自体はMarkdownからHTMLに変換しています。
この3つがあればMarkdownで書いた文書を数式やコードシンタックスを付けて変換できます。
markdown-it-latexを解析したら、KaTeXで変換していることがわかりました。
こちらにKaTeXでの表記方法が載っています。
また、まとめて利用したい場合はprocessmdをインストールすると良いです。 コマンドでjson形式のデータに変換することもできます。
1. 三平方の定理
直角三角形の斜辺の長さを c, 他の2辺の長さを a, b とする。
誰もが知ってる三平方の定理。ピタゴラスの定理とも言います。 wikiを見るとこんなにたくさんの証明方法があるんですね。
a^2 + b^2 = c^2
KaTeXではシンプルに書けます。
^
が累乗を表す。
2. オイラーの等式
ネイピア数、虚数、円周率と有名な定数を含みます。 さらにと重要な数も含むので、よりも個人的に好みです。
e^{i\pi}+1= 0
KaTeXではこんな感じ。
円周率は\pi
です。
指数に文字が多い場合は波かっこを使って括るとまとまります。e^{i+1}
がになる。
3. オイラーの公式
微分方程式を解く人は必ずお世話になる公式。
私は電子工学も専攻していたので、物理、電気、半導体、通信とどんな科目でも出てくる公式でした。
画像解析の時も出てきたな。
e^{i\theta} = \cos\theta + i \sin\theta
KaTeXで三角関数はもちろんサポートしています。
\tan
や\sinh
などもあります。
などのギリシャ文字は頭文字を大文字にすると\Theta
のように大文字になります。
4. 正規分布(ガウス分布)
平均を, 分散をとする正規分布とは、確率密度関数が次の形で与えられる確率密度関数。
統計学の分野から重要な数式を選びました。 数式自体は美しくはないですが、グラフにすると釣り鐘型の綺麗な曲線を描きます。 また、が変曲点となる特徴も持っています。
f(x) = \frac{1}{\sqrt{2\pi\sigma^2}}\exp{-\frac{(x-\mu)^2}{2\sigma^2}}
平方根は\sqrt{x}
、分数は\frac{1}{x}
で表わします。
また、のは\pm
です。
5. ガウス積分
ガウス積分あるいはオイラー=ポアソン積分です。
\int_{-\infty}^{\infty} f(x) dx = \sqrt{\pi}
-
\int
-
\int_{b}^{a}
不定積分と定積分の書き分けです。
-
\iint
-
\iiint
フォルテッシシモみたいな重積分も書けます。
6. 調和数(発散列)
なぜ分数を足していったら発散するのでしょうか? 不思議です。
\frac{1}{1} + \frac{1}{2} + \frac{1}{3} + \dots = \displaystyle\sum_{i=1}^\infty \frac{1}{n}= \infty
無限大はinfty
と書きます。
\dots
は種類が多いのでまとめて覚えちゃいます。
-
\dot{A}
-
\dots
-
\ddots
-
\ldots
-
\vdots
\sdot
で中点・が出るはずだけどエラーになる。。。
7. バーゼル問題
なぜ分母を2乗にしたら収束するのでしょうか? 不思議です。
\frac{1}{1^2} + \frac{1}{2^2} + \frac{1}{3^2} + \dots = \displaystyle\sum_{i=1}^\infty \frac{1}{n^2}= \frac{\pi^2}{6}
級数は\sum_{i=1}^n
と書きます。
\sum
の前に\displaystyle
と\textstyle
で表示を変えることもできます。
おわりに
KaTeXで数式をきれいに表示出来ました。 基本的な表記方法は書けたような気がします。
また、以下の記事でもKaTeXで数式を書いています。