schedule2019-03-28

GoogleMapsAPIでのエラー:You have exceeded your request quota for this API

GoogleMapに「このページではGoogleマップが正しく読み込まれませんでした。」とメッセージが出ました。 コンソールログには「You have exceeded your request quota for this API」と出ています。

この場合の対処法について書いていきます。

現象

初めて見たのでどうなったか詳細を残します。

地図の様子

pop

  • 地図は薄暗くなり、「For development purposes only」と透かしが入る。
  • 全画面、拡大縮小などの機能は利用できる。
  • 地名、建物名のアイコンとツールチップも有効。
  • popに「このページではGoogleマップが正しく読み込まれませんでした。」とメッセージ。
  • OKを押すとポップが消える。
  • このウェブサイトの所有者ですか?」はドキュメントへのリンク

意外だったのは、薄暗くなっただけで地図の基本機能は使えたこと。 ユーザーにとってはシステムが故障していると思われそうだが、慣れれば普通に使えそう。

ドキュメントの内容は後述する。

コンソールログ

log

  • You have exceeded your request quota for this API.
  • 雑訳:このAPIのリクエスト割り当てを超えました。

とうとう、利用枠を超えたようです。 見るように指示するリンクは同じドキュメント

原因と対処法

今回は、設定した一日の上限を超えたAPIがあるためです。 具体的にはMaps JavaScript APIの1日の上限を100回にしていたため。

ドキュメントにある確認事項

ドキュメントの中で言及されている要因は以下の通りです。

  • APIキーを仕様しているか?
  • アカウントで請求は有効になっているか?
  • 提供された請求方法の期限が切れていないか?(たとえば、有効期限が切れたクレジットカード)。
  • 一日の上限を超えたAPIはあるか。
  • APIキーにIPアドレス制限があるか?

これらをコンソールで確認してみてください。

無料枠での利用

まず、現在のGCPでは毎月200の無料枠があります。これは、GCPのすべてのAPI・サービスの利用量の合算になるため色々試されている方は、気をつけてください。クレジットカード等を登録していない場合、200の無料枠があります。 これは、GCPのすべてのAPI・サービスの利用量の合算になるため色々試されている方は、気をつけてください。 クレジットカード等を登録していない場合、200を超えた時点でAPIが今回のように停止します。

翌月には枠が補填されて利用できます。 個人的な利用であればそのままでも大丈夫です。