MySQLのアンインストールとデータベースを削除していく手順。 全て真っさらにしたくなった。
環境
- CentOS 7.6
- MySQL 5.7
MySQL8.0も同様に削除できる。
MySQLを停止
# centos 6
$ sudo service mysqld stop
# centos 7
$ sudo systemctl stop mysqld
どちらもstatus
で状態を確認できる。
インストール済みのMySQLの確認
まずはインストールしているパッケージを確認する。
$ rpm -qa | grep -i mysql
mysql57-community-release-el7-7.noarch
mysql-community-common-5.7.29-1.el7.x86_64
mysql-community-client-5.7.29-1.el7.x86_64
php-mysqlnd-7.3.10-1.el7.remi.x86_64
mysql-community-libs-5.7.29-1.el7.x86_64
mysql-community-libs-compat-5.7.29-1.el7.x86_64
パッケージ管理コマンドのrpm
でインストール済みのmysqlを探す。オプションのq
がパッケージ情報の表示と検索、a
がインストールされているパッケージを一覧表示する。それを、grep
で絞り込んでいる。
php-mysqlnd
はphpからmysqlへ接続するためのpdo。
今回これは消さない。
MySQL8をアンインストール
yum remove
でパッケージをアンインストールする。
# ひとつづつでも
$ sudo yum remove mysql57-community-release-el7-7.noarch
$ sudo yum remove mysql-community-common-5.7.29-1.el7.x86_64
$ sudo yum remove mysql-community-client-5.7.29-1.el7.x86_64
$ sudo yum remove mysql-community-libs-5.7.29-1.el7.x86_64
$ sudo yum remove mysql-community-libs-compat-5.7.29-1.el7.x86_64
# まとめてでもアンインストールできる
$ sudo yum remove mysql*
データベースを削除
デフォルトのデータベースのディレクトリは/var/lib/mysql
です。
これはパッケージを消しても残る。
$ sudo rm -rf /var/lib/mysql
その他の場合、ディレクトリはmy.cnf
のdatadir
で設定されています。
設定ファイル
不要な場合は/etc/my.cnf
を消す。
アンインストールすると/etc/my.cnf.rpmsave
と設定のバックアップが自動的に取られていることも。
逆に、my.conf
が残っている(または別バージョンと共存している)とインストール時には新しい方を/etc/my.cnf.rpmnew
としてくれる。
以上です。
インストール手順についてはこちらをどうぞ。
参考
MySQL server has gone awayがmax_allowed_packetを変更して解決した
MySQLschedule2020-03-11
CentOSにインストールしたMySQLを削除する
MySQLschedule2019-09-19