schedule2019-09-19

CentOSにインストールしたMySQLを削除する

MySQLのアンインストールとデータベースを削除していく手順。 全て真っさらにしたくなった。

環境

  • CentOS 7.6
  • MySQL 5.7

MySQL8.0も同様に削除できる。

MySQLを停止

# centos 6
$ sudo service mysqld stop

# centos 7
$ sudo systemctl stop mysqld

どちらもstatusで状態を確認できる。

インストール済みのMySQLの確認

まずはインストールしているパッケージを確認する。

$ rpm -qa | grep -i mysql
mysql57-community-release-el7-7.noarch
mysql-community-common-5.7.29-1.el7.x86_64
mysql-community-client-5.7.29-1.el7.x86_64
php-mysqlnd-7.3.10-1.el7.remi.x86_64
mysql-community-libs-5.7.29-1.el7.x86_64
mysql-community-libs-compat-5.7.29-1.el7.x86_64

パッケージ管理コマンドのrpmでインストール済みのmysqlを探す。オプションのqがパッケージ情報の表示と検索、aがインストールされているパッケージを一覧表示する。それを、grepで絞り込んでいる。

php-mysqlndはphpからmysqlへ接続するためのpdo。 今回これは消さない。

MySQL8をアンインストール

yum removeでパッケージをアンインストールする。

# ひとつづつでも
$ sudo yum remove mysql57-community-release-el7-7.noarch
$ sudo yum remove mysql-community-common-5.7.29-1.el7.x86_64
$ sudo yum remove mysql-community-client-5.7.29-1.el7.x86_64
$ sudo yum remove mysql-community-libs-5.7.29-1.el7.x86_64
$ sudo yum remove mysql-community-libs-compat-5.7.29-1.el7.x86_64

# まとめてでもアンインストールできる
$ sudo yum remove mysql*

データベースを削除

デフォルトのデータベースのディレクトリは/var/lib/mysqlです。 これはパッケージを消しても残る。

$ sudo rm -rf /var/lib/mysql

その他の場合、ディレクトリはmy.cnfdatadirで設定されています。

設定ファイル

不要な場合は/etc/my.cnfを消す。

アンインストールすると/etc/my.cnf.rpmsaveと設定のバックアップが自動的に取られていることも。 逆に、my.confが残っている(または別バージョンと共存している)とインストール時には新しい方を/etc/my.cnf.rpmnewとしてくれる。

以上です。

インストール手順についてはこちらをどうぞ。

参考