schedule2019-04-02

VSCodeでJavaの開発環境を構築する

久しぶりにJavaのコードを実行したくなったが、Eclipseは重いので開きたくない。 そこで、Visual Studio Code(以下、VSCode)で快適なJavaの開発環境を構築する。

環境

VSCodeとJDKがインストール済みのところから環境を構築します。 無い方は上記のリンクからダウンロードしてインストールして下さい。

環境構築の手順

以下の2Stepで構築できます。

  1. VSCodeに拡張機能 Java Extension Packを追加する
  2. VSCodeにjava homeの設定をする。

拡張機能 Java Extension Pack について

先に拡張機能の説明をしておきます。

Java Extension Packには以下の拡張機能を含んでいるため、楽に環境を整えることができます。

他に必要な拡張機能があれば各自追加して下さい。

拡張機能 Java Extension Pack を追加する

ここから環境構築です。

VSCodeを開いて拡張機能を追加します。 左のメニューから選ぶか、ショートカットキーShift+Ctrl+xで拡張機能を開きます。

検索バーで「java」と打てば上のほうにJava Extension Pack があるのでインストールします。

jpe

java homeの設定

jdkへのパスを通します。

設定から「javahome」と検索して「Java:Home」の設定を確認します。

javahome

setting.jsonに自身のjdkのパスを以下のように追加してください。

{
    "java.home": "C:\\Program Files\\Java\\jdk1.8.0_121"
}

setting.jsonを保存して、VSCodeを再起動します。 ここまでで環境を構築は終わりです。

プロジェクトを作ってみる

新しくJavaプロジェクトを作成して、Hello, World!を実行します。

VSCodeでコマンドパレットShift+Ctrl+pを開きプロジェクトを作ってみます。 「Java:Create Java Project」でプロジェクトを作成します。

create

プロジェクトの親ディレクトリを選択します。(今回はworkspaceというディレクトリ)

ws

続いて、プロジェクト名を決めます。HelloWorldのディレクトリがworkspaceにできます。

projectname

新しくVSCodeが開き、プロジェクトが作成されました。

new_project

Javaをデバックする

/src/app/App.javaを開いて、F5を押すとデバックモードになります。

debag

左上の実行ボタンでデバックできます。 行数の横をクリックで、ブレークポイントも使えるようになっています。

おわりに

VSCodeが軽くて好きです。 Java, Python, PHP, JS, C/C++などたくさんの言語の拡張機能を入れていますが、重さを感じません。

引き続き、Mavenプロジェクトを作成する記事を書きました。

参考

VSCodeでなぜJavaの開発ができるかのまとめがありました。