schedule2020-02-14

firewalldの理解とSSHできるIPアドレスを制限する設定

RHEL/CentOS 7系でSSHできるIPアドレスを制限するようファイアウォールを設定した手順です。 あと、自分用にfirewalldの備忘録と関連するコマンドも書き出します。

環境

  • CentOS 7.6

CentOS 6ではiptablesで設定していましたが、RHEL/CentOS 7系からfirewalldへと変更されました。 7系でもiptablesは利用できますが、ゾーンの方式を取り入れたfirewalldは使い勝手が良くなっています(後述)。

ファイアウォールのゾーンとは?

突然ですが、 ゾーンはアクセス制御のポリシーを性質でグループ化して管理しやすくしたものです。

従来

systemctl

他のサービスと同様、firewalldsystemctlコマンドで状態を制御します。

コマンド 操作
systemctl status firewalld サービス起動
systemctl stop firewalld サービス停止
systemctl restart firewalld サービス再起動
systemctl reload firewalld サービスリロード
systemctl status firewalld サービスステータス表示
systemctl enable firewalld サービス自動起動有効
systemctl disable firewalld サービス自動起動無効
systemctl is-enabled firewalld サービス自動起動設定確認

firewalldの確認

firewalldにはzone

# firewall-cmd --get-active-zones
public
  interfaces: eth0 eth1

firewalldが起動していない場合、FirewallD is not runningが返ります。

参考