schedule2019-08-08

【Linux】sudo権限を持ったユーザアカウントの追加

Linux上でsudo権限を持ったユーザアカウントの作成手順です。

確認した環境

  • CentOS 7
  • Ubuntu 18.04

以下CentOSでのコマンド。 Ubuntuではwheeladminに変えて下さい。

手順

以下rootもしくはsudoで行う。

# useradd suzu6
# gpasswd -a suzu6 wheel
# passwd suzu6

以上でsudoが実行できるsuzu6ユーザを追加できる。

各コマンドについて

useradd ユーザ名

Linuxにユーザを追加する。

コマンド 説明
useradd ユーザを追加する
usermod ユーザ情報を変更する
userdel ユーザを削除する

後述のユーザグループの追加もuseradd -G wheel suzu6で同時に行えます。

passwd ユーザ名

ユーザのパスワード設定します。 2回入力したパスワードが合っていると更新される。

# passwd suzu6
Changing password for user suzu6.
New password:
Retype new password:
passwd: all authentication tokens updated successfully.

日本語だとこう聞かれる。

# passwd suzu6
ユーザー suzu6 のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
suzu6: 全ての認証トークンが正しく更新できました。

gpasswd -a ユーザ名 グループ名

ユーザのグループを編集します。

コマンド 説明
gpasswd -a グループにユーザを追加する
gpasswd -d グループからユーザを削除する

グループに追加はusermod -G wheel suzu6と同等です。

sudo権限について

紹介したコマンドではsudo権限をもつグループに追加しています。 CentOSではwheel、Ubuntuではadminがデフォルトで用意されている。

/etc/sudoersに登録されていてvisudoコマンドで編集できる。

# Ubuntuの例場合
# Members of the admin group may gain root privileges
%admin ALL=(ALL) ALL

参考